ワイスピ/ドムの妹ミア役＆ブライアン役【身長/年齢/プロフ/出演作】

「ワイルド・スピード」（通称：ワイスピ）シリーズは、2001年の第1作公開以来、世界中のカーアクションファンを魅了し続けている大人気シリーズです。

その魅力は、単なるド派手なカーチェイスやアクションシーンに留まりません。ファミリー（家族）の絆、友情、そして愛といった普遍的なテーマが、シリーズを通して深く描かれている点にあります。

その中心となるキャラクターの一人が、ドミニク・トレット（通称：ドム）の妹であり、シリーズを通して重要な役割を果たすミア・トレットです。そして、もう一人の主人公とも言えるのが、元FBI捜査官でありながらドムの親友となるブライアン・オコナーです。

ミアとブライアンは、シリーズの初期から登場し、物語の推進力となるだけでなく、観客が感情移入できる重要な存在であり、彼らの関係性の変化や成長は、シリーズの深みを増し、単なるアクション映画以上の感動を与えてくれます。

今回は、そんな魅力的な二人、ミア・トレットとブライアン・オコナーに焦点を当て、彼らのキャラクターとしての魅力、演じた俳優のプロフィール、そしてシリーズにおける二人の関係性について詳しく解説していきます。

ワイスピのヒロイン！ドムの妹「ミア・トレット」とは？

ミア・トレットは、「ワイルド・スピード」シリーズにおいて、主人公ドミニク・トレットの妹として登場する重要な女性キャラクターで兄ドムを深く理解し、彼の仲間たちを温かく支える存在です。

自身も芯の強さと行動力を持つ魅力的なヒロインとして描かれており、シリーズを通してブライアン・オコナーとの恋愛関係、そして家族としての絆を通して、物語に深みと人間味を与えています。

ミア役を演じる女優は「ジョーダナ・ブリュースター」

ミア・トレットを演じているのは、アメリカ合衆国パナマ共和国出身の女優ジョーダナ・ブリュースター（Jordana Brewster）です。
彼女は、その美貌と演技力でミアというキャラクターに命を吹き込み、シリーズを通して観客に愛される存在です。

ジョーダナ・ブリュースターのプロフィール

ジョーダナ・ブリュースターは、1980年4月26日生まれのアメリカ人女優です。彼女の生い立ちからキャリア、プライベートまでを詳しく見ていきましょう。

生年月日・年齢・身長

• 生年月日: 1980年4月26日
• 年齢: 45歳（2025年4月現在）
• 身長: 約170cm：一般的に公表されている情報に基づきます。

出身地・国籍

• 出身地: パナマ共和国パナマシティ
• 国籍: アメリカ合衆国

経歴

ジョーダナ・ブリュースターは、幼少期をブラジルとイギリスで過ごし、その後アメリカに戻りました。イェール大学で英文学を専攻しながら女優としてのキャリアをスタートさせています。

出演作

年	タイトル	役名
1998-2001	アズ・ザ・ワールド・ターンズ	ニッキー・マンソン
1999	パラサイト	デリア・メイソン
2001	ワイルド・スピード	ミア・トレット
2004	D.E.B.S.	ルーシー・ダイヤモンド
2005	ステルス	ライラ・ウェイド
2006	テキサス・チェーンソー ビギニング	クリスティ・エルドリッジ
2009	ワイルド・スピード MAX	ミア・トレット
2011	ワイルド・スピード MEGA MAX	ミア・トレット
2013	ワイルド・スピード EURO MISSION	ミア・トレット
2015	ワイルド・スピード SKY MISSION	ミア・トレット
2021	ワイルド・スピード/ジェットブレイク	ミア・トレット
2023	ワイルド・スピード/ファイヤーブースト	ミア・トレット

「ワイルド・スピード」シリーズ以外にも、様々な映画やテレビドラマに出演し、幅広い役柄を演じています。

プライベート（結婚・家族など）

ジョーダナ・ブリュースターは、2007年に映画プロデューサーのアンドリュー・フォームと結婚しました。

二人の間には、2人の息子がいます。しかし、2020年に離婚を発表し

その後2022年にテクノロジー投資家のメイソン・モフィットと再婚しており彼女は、自身のソーシャルメディアを通じて、家族との時間を大切にする様子を発信しており、公私ともに充実した生活を送っていることが伺えます。

キャラクター「ミア・トレット」の魅力とシリーズでの役割

ミア・トレットは、単なる主人公の妹という枠を超え、シリーズを通して多岐にわたる魅力と重要な役割を果たしています。

ミアの魅力:

• 家族思いの強さ: 兄ドムや恋人ブライアン、そして仲間たちを深く愛し、常に彼らを支えようとする強い意志を持っています。
• 冷静さと行動力: 感情的になりがちなドムとは対照的に、冷静な判断力と状況を打開する行動力を持ち合わせています。
• 温かさと優しさ: 誰に対しても優しく接し、チームの精神的な支柱となる存在です。
• 自立した女性: レースにも参加するなど、男性に頼るだけでなく、自身も行動する自立した女性として描かれています。

シリーズでの役割:

• 物語の繋ぎ役: ドムとブライアンという二人の主人公を結びつける役割を初期から担っています。
• チームの良心: 時には暴走しがちなチームメンバーを諫め、正しい方向へ導く良心的な存在です。
• 家族の象徴: シリーズにおける「ファミリー」というテーマを体現する重要なキャラクターです。
• 恋愛要素の担い手: ブライアンとのロマンスは、シリーズに人間ドラマとしての深みを与えています。
• 母親としての成長: シリーズが進むにつれて母親となり、家族を守るという新たな側面を見せています。

ミアの存在は、「ワイルド・スピード」シリーズが単なるアクション映画に留まらず、人間関係や家族の絆を描くドラマとしての魅力を高める上で不可欠な要素となっています。

もう一人の主人公「ブライアン・オコナー」

ブライアン・オコナーは、「ワイルド・スピード」シリーズにおけるもう一人の主人公であり、初期からドミニク・トレットと共に物語を牽引してきた重要なキャラクターです。

潜入捜査官としてストリートレースの世界に足を踏み入れたことをきっかけに、ドムとの間に固い友情を築き、人生を大きく変えていきます。彼の成長と変化は、シリーズを通して観客の共感を呼び、深い感動を与えてきました。

ブライアン役を演じた俳優「ポール・ウォーカー」

ブライアン・オコナーを演じたのは、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身の俳優ポール・ウォーカー（Paul Walker）です。彼の爽やかなルックスと誠実な演技は、ブライアンというキャラクターに深みと魅力を与え、世界中のファンを魅了しました。

ポール・ウォーカーのプロフィール

ポール・ウォーカーは、1973年9月12日に生まれ、2013年11月30日に交通事故により40歳の若さでこの世を去りました。彼の生涯とキャリアを振り返ります。

生年月日・享年・身長

• 生年月日: 1973年9月12日
• 享年: 40歳（2013年11月30日没）
• 身長: 約188cm：一般的に公表されている情報に基づきます。

出身地・国籍

• 出身地: アメリカ合衆国カリフォルニア州グレンデール
• 国籍: アメリカ合衆国

経歴

ポール・ウォーカーは、幼い頃からモデルとして活動し、1980年代後半からテレビドラマに出演するようになりました。1990年代後半からは映画にも進出し、着実にキャリアを築いていきました。

主な出演作

年	タイトル	役名
1986	モンスター・イン・ザ・クローゼット	ランプキン・ジュニア
1998	ミート・ザ・ディーディーズ	フィル・ディーディーズ
1999	バーシティ・ブルース	ランス・ハーバー
2000	ザ・スカルズ/髑髏の誓い	ケイレブ・マンドレイク
2001	ワイルド・スピード	ブライアン・オコナー
2003	2 FAST 2 FURIOUS	ブライアン・オコナー
2003	タイムライン	クリス・ジョンストン
2005	INTO THE BLUE	ジャレッド・コール
2006	エイト・ビロー	ジェリー・シェパード
2006	ランニング・スケアード	ジョーイ・ガゼル
2007	ボビーZ	ティム・カーニー
2009	ワイルド・スピード MAX	ブライアン・オコナー
2010	テイカーズ	ジョン・ラウェイ
2011	ワイルド・スピード MEGA MAX	ブライアン・オコナー
2013	ワイルド・スピード EURO MISSION	ブライアン・オコナー
2013	ブリックマンション	ダミアン・コリアー
2015	ワイルド・スピード SKY MISSION	ブライアン・オコナー

「ワイルド・スピード」シリーズでの活躍は言うまでもなく、アクション映画からヒューマンドラマまで、幅広いジャンルでその才能を発揮しました。

ポール・ウォーカーの悲劇とシリーズへの影響

2013年11月30日、ポール・ウォーカーは交通事故により急逝しました。彼の突然の訃報は、世界中のファンに大きな衝撃を与え、「ワイルド・スピード」シリーズの製作にも大きな影響を与えました。

当時撮影中だった『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、彼の遺志を継ぎ、彼の出演シーンは未撮影の映像やCG技術を駆使して完成されました。

彼の死は、シリーズにとって計り知れない損失でありましたが、彼の演じたブライアン・オコナーというキャラクターは、ファンの中で永遠に生き続けています。

シリーズのその後の作品では、ブライアンの存在を尊重し、彼のキャラクターをどのように物語の中に位置づけるかが重要な課題となっています。

キャラクター「ブライアン・オコナー」の魅力とシリーズでの成長

ブライアン・オコナーは、シリーズを通して目覚ましい成長を遂げ、多くのファンを魅了してきました。

ブライアンの魅力:

• 誠実さと正義感: 元FBI捜査官としての正義感と、仲間を思う誠実な心を持っています。
• 情熱と勇敢さ: ストリートレースにかける情熱と、危険を恐れず行動する勇敢さが魅力です。
• 人間的な葛藤: 潜入捜査官としての立場と、ドムたちとの友情の間で揺れ動く人間的な葛藤が共感を呼びます。
• 成長と変化: シリーズを通して、自信のない若者から、家族を愛し守る頼りがいのある男性へと成長していきます。
• ユーモアのセンス: 時折見せるユーモアのセンスが、彼の魅力をさらに引き立てています。

シリーズでの成長:

• 潜入捜査官から仲間へ: 当初は犯罪捜査のためにドムたちのグループに潜入しましたが、次第に彼らとの間に深い友情を育み、真の仲間となっていきます。
• ルール遵守から自由な生き方へ: 法と正義を重んじる捜査官でしたが、ドムたちとの出会いを通じて、より自由で自分の信じる道を生きるようになります。
• 若さゆえの過ちと成長: 初期の頃には若さゆえの過ちを犯すこともありましたが、経験を重ねるごとに成熟した личностиへと成長していきます。
• 父親としての責任: ミアとの間に子供を授かり、父親としての責任感を持つようになります。

ブライアンの成長は、「ワイルド・スピード」シリーズの物語に深みを与え、観客が彼の人生の変化を共有することで、より感情移入しやすくなっています。

ポール亡き後、劇中のブライアンはどうなった？

ポール・ウォーカーが2013年11月に亡くなった後、『ワイルド・スピード SKY MISSION』（原題：Furious 7）の劇中でブライアン・オコナーを演じたのは、主に彼の弟であるカレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカーです。

兄弟揃って兄の遺作となった『ワイルド・スピード SKY MISSION』の完成に貢献しました。

未撮影だったシーンを完成させるために、彼らが代役を務め、顔の部分はCGI（コンピューター生成画像）で
ポール・ウォーカーの顔に置き換えられました。また、過去のシリーズの未使用映像も一部使用されています。

ポール・ウォーカーの急逝後、シリーズは彼の演じたブライアン・オコナーを物語から完全に排除するのではなく、彼の存在を尊重した形で物語を継続しています。

『ワイルド・スピード SKY MISSION』のラストシーンでは、ブライアンはドムたちと共にいましたが、彼の意思を尊重し、家族との時間を大切にするために第一線から退くという形で描かれました。

白い車に乗ったブライアンがドムの横を走り去っていくシーンは、ファンにとって感動的であり、彼の功績を称えるものでした。

その後のシリーズ作品では、ブライアンの名前や彼の存在が時折言及されることはありますが、物語の中心人物として登場することはなく彼のキャラクターは、家族の一員として、そしてドムたちの心の中で生き続けているという形で描かれています。

プロデューサーやキャストは、今後もポール・ウォーカーと彼が演じたブライアン・オコナーへの敬意を払いながら、シリーズを続けていく意向を示しています。

ミアとブライアン：ワイスピを彩る二人の関係性　＊ネタばれ注意

ミア・トレットとブライアン・オコナーの関係は、「ワイルド・スピード」シリーズにおいて、アクションと並ぶ重要な要素の一つです。二人の出会いから恋愛、そして家族を築くまでの過程は、シリーズの人間ドラマとしての魅力を大きく高めています。

シリーズにおける二人の出会いから結婚まで

ミアとブライアンの出会いは、シリーズ第1作『ワイルド・スピード』で描かれています。潜入捜査官としてドムの妹であるミアが働くダイナーに現れたブライアンは、彼女に惹かれながらも、自身の任務との間で葛藤します。

二人の関係の変遷:

• 出会いと惹かれ合い (ワイルド・スピード): ブライアンはミアに近づき、次第に二人は惹かれ合いますが、ブライアンの正体が明らかになることで関係は一時的に危機を迎えます。
• 再会と絆の深化 (2 FAST 2 FURIOUS、ワイルド・スピード MAX): ブライアンが再びドムたちの前に現れ、ミアとの関係も再燃します。特に『ワイルド・スピード MAX』では、二人の絆がより深まります。
• 家族としての成長 (ワイルド・スピード MEGA MAX以降): シリーズが進むにつれて、二人は恋人としてだけでなく、家族としての絆を深めていきます。子供を授かり、共に子育てをする中で、お互いを深く理解し支え合う夫婦となります。

二人の関係は、単なる恋愛関係に留まらず、信頼と愛情で結ばれた深い絆として描かれており、シリーズを通して観客の心を温かくしてきました。